野村貴仁氏、総合格闘技への参戦決意
プロ野球オリックス、巨人の元投手・野村貴仁氏(47)が総合格闘技への参戦を決意したことが11日、明らかになった。この日、同氏は12日に行われる総合格闘技大会「一般社団法人秀友会PRESENTS REAL5」(東京ドームシティホール)に来場するため東京入りした。
覚せい剤取締法違反で有罪判決を受けた元巨人の清原和博氏をよく知る人物として注目を集める野村氏は、同大会を運営するFIGHTING GLOBE社から参戦オファーを受けていた。同大会の関係者によると、本格的な格闘家転向は否定したものの、野村氏は「野球選手よりも格闘家になりたかった。夢を捨てきれない」と話しているという。
また、有名人らが「自分は強い」などと吹聴することを嫌悪しており、関係者は「そういう生ぬるい気持ちの人間が戦うというのなら『オレが相手になって教えてやる』という気持ちを持っているようです」と野村氏の気持ちを代弁。相手や自身のコンディションなどの条件が整えば、試合を行う考えがあることを明かした。
12日の大会ではミット打ちなどを披露する予定だが、関係者は「当日の試合を見て気持ちが刺激されるかもしれない」と、より激しいデモンストレーションに発展する可能性を示唆した。元快速左腕の闘魂点火となるか。