王者・細川 枝川会長激怒させ涙目会見
「ボクシング・東洋太平洋スーパーウェルター級タイトルマッチ12回戦」(7月31日、大阪市住吉区民センター)
ボクシングの東洋太平洋スーパウエルター級王者・細川貴之(31)が16日、所属の六島ジム・枝川孝会長を激怒させ、破門危機に陥った。7月31日、大阪市住吉区民センターで同4位・斉藤幸伸丸(輪島)と初防衛戦を行うことを発表したが「会長、ごめんなさい」と報道陣を前にまさかの謝罪会見となった。
原因はジム頭である細川がジムのまとめ役を放棄し、会長から頼まれた仕事も無視し続けたこと。揚げ句、反省の弁をLINEで伝えたことが火に油を注いだ。「僕が全部悪い。チケットを完売します」と会場を満員にして罪滅ぼしを誓った。
15年指導する弟子を会長も許す気なし。「1人でやればいい。チケットも売っていらん。移籍するなら勝手に」とセコンドも拒否。試合以上の難題に細川は涙目で天を仰いだ。