新日本G1会見 内藤の“ケイオスと共闘”追及にノア中嶋が“逆トランキーロ”

 新日本プロレスは16日、東京・明治記念館で、18日に開幕するシングルリーグ戦「G1クライマックス」の直前会見を行い、出場全20選手が参加して意気込みを語った。

 3年ぶり2度目の優勝を狙う前IWGPヘビー級王者の内藤哲也(34)は「BブロックはEVIL対内藤の勝者が代表になるのは間違いない。AブロックはSANADA、もしくは大阪城ホール(6月19日)でオレに勝ったオカダ(・カズチカ)のどっちかが優勝決定戦に来るでしょう。後の試合はやる必要ないですよ。まさに消化試合」と、自身が率いるロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのメンバーとオカダの優勝争いになると予想した。

 さらに、その舌鋒をノア所属で初出場の中嶋勝彦(28)に向け、「質問があります。今回、リーグ戦以外の日はほぼケイオスと組んで試合を行うことが多いようですが、ケイオスと組むことについて納得しているんですか。実は、このままケイオスに入れたらうれしいなーとか思っているんじゃないですか。いや、すでにケイオスの一員なんですか」と質問した。

 これに対し中嶋は「内藤選手はノアのプロレスをまだご覧になっていないんじゃないでしょうか。なぜケイオスとタッグを組むのか、それはノアをご覧になったら分かるんじゃないかと思いますけど。まさか、こんな場でそんな初歩的なことを質問されてもね。その答えは(8月4日の)福岡で分かりますよ。というか、今すぐにでも聞きたいですか」と逆質問。

 内藤が「すぐにでも聞きたいね。ここはトランキーロ(スペイン語で焦んなよの意味)じゃいられないよ」と求めると、中嶋は「教えたいなって気持ちはあるんですけど、内藤さん、トランキーロ、焦んなよ」と、内藤の決めゼリフを使って返答。内藤は苦笑するほかなかった。

 また、IWGPヘビー級王者のオカダ(28)は「チャンピオンとして優勝します、というのは言い飽きたんですけど、病み上がりの前回覇者(棚橋弘至)、中にぶら下がっているだけのベルトを獲った(IWGP)インターコンチネンタルチャンピオン(マイケル・エルガン)、オッサンばっかと闘って防衛しているNEVER(無差別級)チャンピオン(柴田勝頼)、そういうのと違いをしっかり見せつけて優勝します」と不敵にコメント。

 ノアのリーダーである丸藤正道(36)も「このG1を思い切り楽しんで、すばらしいメンツの中で最高の試合をして、最高の結果を残したいと思います。みなさんには申し訳ないけども、この夏を制するのはオレです」と初優勝を宣言した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス