新日G1、内藤が中嶋撃破で首位タイ 盟友EVILと「優勝決定戦」

 「プロレス・新日本」(4日、福岡市民体育館)

 シングルリーグ戦「G1クライマックス」Bブロックの公式戦5試合が行われ、内藤哲也がノアの中嶋勝彦を下し、4勝2敗の勝ち点8として首位タイをキープ。次戦のロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの盟友EVIL戦(7日、静岡・アクトティ浜松)を「優勝決定戦みたいなもの」と位置づけた。

 地元出身の中嶋以上の声援を受けた内藤は左ヒザを集中攻撃して主導権を握る。だが、自身も右ヒザを攻撃され、19分超の激闘となったが、最後は中嶋の垂直落下式脳天砕きをDDTで返し、デスティーノをたたみ掛けて葬った。

 試合後、内藤は福岡のファンに向かって「これで4勝2敗。2つ負けてしまいましたが、首位タイということで、次戦はEVIL。我々ロス・インゴベルナブレスの力をみなさまに、そして、浜松の会場のお客様にしっかり見せつけていきたいたいと思います」と宣言。インタビューでも「オレにとっての山場はEVIL戦。その前のウォーミングアップにしかならないよ。中嶋。そう思って会場に来たけど、きつかったよ。でも、楽しかったよ。まあ、中嶋に贈る言葉があるとしたら、アニモ(スペイン語で頑張れよの意味)、また次の対戦楽しみにしてるよ」と笑顔を作った。

 さらに、「星取りとか知らないよ。まあ、この一戦が優勝決定戦みたいなもんだから。この勝者が一番の主役になるんじゃないですか。オレにとって一番楽しみにしている戦いであり、一番厳しい戦い。今日眠れるかな、不安だよ」と、EVIL戦の重要性を強調した。

 その他の公式戦は、矢野通が永田裕志にリングアウト勝ちを収め、ともに勝ち点6。マイケル・エルガンがYOSHI-HASHIを破り、首位の内藤と並ぶ勝ち点8。YOSHI-HASHIは勝ち点6。EVILは本間朋晃を下して、ともに勝ち点4。柴田勝頼はケニー・オメガとの激闘を制し、ともに勝ち点6となった。

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