引退撤回の元日本ライトフライ級王者・堀川謙一、7日の再起戦へ「まずはあした」
「ボクシング・ライトフライ級8回戦」(7日、エルおおさか)
元日本ライトフライ級王者・堀川謙一(36)=SFマキ=が6日、大阪市内で前日計量を行い、一発パスした。金沢晃佑(大鵬)と再起戦8回戦を行う。
昨年12月27日、現王者・拳四朗(けん・しろう、24)=BMB=に敗れ王座を陥落。試合後に「引退」を明言したが、撤回し、リングに戻ってきた。
「試合が終わった時は辞めるつもりだったけど、2日後には、またやりたくなった。まあ、そういう気持ちになっちゃった」と、燃え尽きていない気持ちが抑えられなかった。
環境を変えるため、仕事をやめて3月中旬から都内の三迫ジムに長期出稽古。東京で仕事も見付け、新たな環境で再スタートした。
36歳、負ければ今度こそ終わりだ。「まずはあした。あした結果を出して、目標はそれからですね」。日本、東洋太平洋タイトル戦を計5度目の挑戦でようやく王者になった男は、しぶとい。