新日本G1 棚橋4連勝で首位オカダと勝ち点2差!史上初開幕3連敗からのV見えた

 「プロレス・新日本」(6日、エディオンアリーナ大阪)

 シングルリーグ戦「G1クライマックス」Aブロックの公式戦5試合が行われ、前回優勝の棚橋弘至がノアの丸藤正道と“エース対決”に勝利。開幕3連敗からの4連勝で2位タイに浮上した。

 棚橋は、丸藤が繰り出す強烈なチョップに何度も倒され、多彩なキックにほんろうされるなど大苦戦。それでも厳しい攻めを耐え抜き、最後はスリングブレイド、ハイフライフロー連発と得意技をたたみ掛けて逆転勝利を収めた。

 これで、この日敗れた単独首位のオカダと勝ち点2差に接近。リーグ戦は残り2試合で、史上初の開幕3連敗からの優勝が視界に入り、リング上で「出遅れましたけど、今日の勢いに乗って、ちょっくら2連覇してきます」と、超満員札止め5270人の大阪のファンに宣言した。

 インタビューでも「よし。これで勝ち越し4勝3敗。一つ負けたら崖っぷちというね、それが4試合続いているから、精神状態が研ぎ澄まされていくよ」と手応え。そして、「4年ぶりの丸藤選手との対戦だったけど、プロレス、メディア、いろんなものを巻き込んで今の棚橋があります。丸藤選手はそういった部分より、純度の高い技術、プロレスを求めて時間を過ごしてきた。プロレスの進化では、今日は勝ったけど、丸藤選手の方が長けている部分がある。ただ、向こうもエースだけど、こっちもエースだから、負けれない差だったかな」と、自身を苦しめた相手を評価した。

 他の公式戦は、勝ち点10で単独首位だったオカダ・カズチカがケイオスの盟友である石井智宏に敗れたものの、単独首位は変わらず。石井は勝ち点6。真壁刀義はバッドラック・ファレに敗れ、ともに勝ち点8。後藤洋央紀は天山広吉を下して勝ち点を8に伸ばした。天山は勝ち点4。タマ・トンガはSANADAを下して勝ち点6、SANADAは勝ち点4。

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