オメガG1初制覇!外国人初の快挙「新日本はホーム…WWEには行かない」
「プロレス・新日本」(14日、両国国技館)
「G1クライマックス」の優勝決定戦が行われ、バレットクラブ(BC)を率いるBブロック1位のケニー・オメガがAブロック1位の後藤洋央紀を下し、初出場初優勝を飾った。外国人選手の優勝は初。
超満員札止め1万204人の観衆が見つめた一戦は、後藤が雪崩式牛殺し、封印していた荒技の裏昇天を繰り出せば、オメガもかつてのライバル飯伏幸太の必殺技シットダウン式ラストライドを繰り出すなど総力戦となったが、最後はオメガがプリンス・デヴィットのブラディサンデー、AJスタイルズのスタイルズクラッシュとBCを去った面々の必殺技をたたみ掛け、片翼の天使で26分超の決戦にピリオドを打った。
メンバーが次々とWWEへ移籍していったバレットクラブのリーダーはリング上で「新日本はオレのホーム。そっち(WWE)は行かない」と宣言。盟友たちと喜びを分かち合い、「新日本で勝つことを夢見て、夢がかなった。自分はレジェンドになった」と晴れやかな表情を浮かべた。