宮崎亮、敵地東京での世界戦へ「大阪にベルト持ち帰る」
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「ボクシング・WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ」(31日、大田区総合体育館)
同級1位で元WBA世界ミニマム級王者・宮崎亮(28)=井岡=が25日、大阪市内で3年ぶり世界戦に向け、練習を公開した。
2階級制覇をかけ挑む王者・田口良一(29)=ワタナベ=は前日、4連続KOでV4防衛を宣言したが「ありがたい。してくれ、という感じ。返り討ちしますね」と“浪速の番長”節全開に挑発した。
13年大みそかに計量失敗から惨敗。そこから大きく遠回りした。常に減量が心配される“問題児”ながら、世界となれば気合が違う。すでにあと2キロにまでこぎつけ、この日もマスボクシングで軽快な動きを披露した。
「最後まで油断せずやることをやっていく。減量も何の問題もない。(状態は)100%を上回っている。上は無限大まで来ている。敵地はむしろ気合が入る。大阪にベルトを持って帰る」と力強かった。
井岡一法会長は「チャンスを逃さないという気持ちが伝わってくる。かなりええ試合になる」と目を細めた。