鈴川 IGFを背負う覚悟の勝利「強い選手が勝たないと」
「プロレス・IGF」(3日、東京ドームシティホール)
鈴川真一がIGFを背負う覚悟を示した。メインのタッグ戦で、総合格闘技の強豪でもある青木真也に強烈な突っ張りを連発するなど、気迫むき出しのファイトを展開。最後は岩石落とし4連発で青木を葬り去った。
試合後は「IGFの強い選手が(勝ちを)取らないと締まらない」と意地を示した鈴川。藤田和之、ケンドー・カシンらが去り、4月に新体制となったIGFの所属は鈴川1人と言える状態で「残っているのはオレだけだし、IGFを守って、もっとすごい団体にしようという思いでした」と言葉に力を込めた。
相棒を務めた船木誠勝も「1人いれば団体は生きる。彼を真ん中に、徐々に人が集まって、また新しい形ができるはず。今までの歴史がそうですから」と今後に期待した。