太尊康輝が1年ぶりのタイトル挑戦「腹をくくって最初からいく」

次戦を発表した太尊康輝
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 ボクシングの六島ジムは13日、W東洋太平洋王座戦(デイリースポーツ後援)を11月23日、大阪・住吉スポーツセンターで行うことを発表した。東洋太平洋ミドル級1位・太尊康輝(23)は王者・ドワイト・リッチー(24)=オーストラリア=に挑む。東洋太平洋スーパーウエルター級王者・細川貴之(31)は同級14位・大石豊(31)=井岡弘樹=を相手に2度目の防衛戦。この日、両者は大阪市内で会見した。

 ドワイトは14勝(1KO)無敗。6月に強打の王者・西田光(川崎新田)を判定で破り、戴冠。今回が初防衛戦になる。太尊は10勝(10KO)2敗2分け。昨年11月、東洋太平洋&日本同級王者・柴田明雄に初挑戦したが7回TKOで完敗。今回、悲願のベルト奪取を誓う。

 「去年のタイトルマッチから1年。決まると思っていなかった。チャンスだし、ただただ運がいい」と気合十分。王者の印象は技巧派で、左の一発強打が武器の太尊は戦略が重要になってくる。

 「相手は無敗ですし、動画を見てもうまい。アウトボクシングに徹するボクサー。今までなら柴田さんに似ている。ボクシング技術ではかなわないけど、全力で倒しに行く。12ラウンドしたら向こうの方がうまい。はなから勝負をかける。腹をくくって最初からいくのがこの王者に対して一番いい作戦かも」と、パワー勝負に持ち込むことを宣言した。

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