V11山中慎介 他団体王者との統一戦にも色気「違うベルトも欲しい」
16日にWBC世界バンタム級王座戦で11度目の防衛を果たした王者・山中慎介(帝拳)が17日、大阪市内で一夜明け会見に臨んだ。アンセルモ・モレノ(パナマ)を退け、具志堅用高氏の13度に次いで、日本歴代2位に並ぶ防衛回数とし「1年前に苦戦した相手にしっかりとKOで勝つことができた。自分が打たれるシーンもあったけど、お客さんには面白い試合を見せられたのでは。ここ数試合、もやもや感があったけど、これをきっかけにより強くなれる」と話した。
7回TKO勝ちに「久しぶりに素直にうれしいと思える勝利だった」と誇らしげ。今後に向けては「違うベルトも欲しい」と他団体王者との統一戦にも色気をのぞかせた。