征矢が全日マットで大森戦直訴 大森は返事を保留

大森隆男(右)に対戦を直訴した征矢学=後楽園ホール
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 「プロレス・全日本」(19日、東京・後楽園ホール)

 WRESTLE-1の征矢学がリングに現れ、大森隆男に対戦を直訴した。負傷欠場中の征矢は18日のWRESTLE-1後楽園大会で10月9日に復帰戦を行うと発表し、相手に全日本所属時代にタッグチーム「ゲットワイルド」を組んでいた相棒の大森を希望するとともに、この大会で直訴することを予告していた。

 征矢は予告通りに、大森が出場した6人タッグ戦が無効試合で終わると、スーツ姿でリングに現れ、「全日本プロレスファンのみなさん、WRESTLE-1の征矢学です」とあいさつ。客席から歓声に混じってブーイングも飛ぶ中、大森に向かって、「大森さん、私とシングルマッチをぜひともやっていただけますでしょうか」と要求した。

 しかし、大森は「兄貴、久しぶりだな。元気そうじゃないか」とあいさつしたが、「お前の復帰戦の相手、オレはここでは即答できない。以上!」と返事を保留。征矢は引き上げてく大森に「大森の旦那、いい返事待ってますよ」との言葉を投げかけた。

 インタビューで大森は「即答できるわけないじゃん。(征矢の直訴予告は)見ましたね、記事で。いろいろ、彼がやめていった経緯もあるし、ボクが決められることじゃない。即答できないですね。」と改めて強調。だが、「考える部分はあります」と付け加えた。一方の征矢は全日本の秋山準社長と対面し、「筋を通せよ」と、強い口調で求められた。

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