プロレス 幻のオールスター戦全試合映像発掘!10・7後楽園で史上初公開
10月7日に東京・後楽園ホールで開催されるイベント「10・7 昭和の新日本プロレスが蘇る日」の会見が30日、都内で行われ、今年3月に発見されたプロレス夢のオールスター戦の映像を公開することを発表した。
このオールスター戦は79年8月26日に日本武道館で新日本プロレス、全日本プロレス、国際プロレスの3団体が参加して行われた夢の興行であったが、各団体のテレビ局との契約の問題などによりテレビ中継はされず、メーンイベントのジャイアント馬場、アントニオ猪木組-アブドーラ・ザ・ブッチャー、タイガージェットシン組戦がスポーツニュースで数分間放映されただけ。これまで全試合の映像は公開にされたことはなかった。
会見に出席した同イベントの実行委員長で元新日本プロレス専務取締役兼営業本部長の新間寿氏は「私が秘蔵していました(オールスター戦の)全試合のビデオが、今年3月に引っ越しした時に見つかりました」と、幻の映像を発見したことを発表。実況音声のない約2時間の映像で、「10月7日は最低でも30分は上映できるような枠を獲りたい。ご期待下さい」と、史上初公開すると話した。
同イベントは、新日本プロレスの坂口征二相談役、藤波辰爾、初代タイガーマスク、小林邦昭氏ら新日本プロレスで活躍した面々に加え、元テレビ朝日アナウンサーの舟橋慶一氏、多くのプロレス評論家らが出演。名勝負の上映会、トークバトル、プロレスお宝展示など盛りだくさんの内容で行われる。