RIZINにUFC戦士・川尻が参戦“新グレイシーハンター”宣言

 「RIZIN」(12月29日開幕、さいたまスーパーアリーナ)

 総合格闘技イベント「RIZIN FIGHTING WORLD GP無差別級トーナメント」(12月29日、31日)の会見が27日、都内で開かれ、世界最高峰の総合格闘技団体UFCで活躍した川尻達也(38)が参戦することが発表された。

 元修斗世界ウエルター級王者の川尻は14年1月にUFCでデビューし、3勝3敗の戦績を残したが、今月に自らUFCに契約解除を申請。この日の会見の2時間前にUFCから正式な契約解除の文書が届き、RIZIN参戦が緊急発表された。

 川尻は会見で「日本の格闘技が大好きです。日本に戻って戦う場所はないだろうと決意してUFCに挑戦しましたが、3年後、RIZINという舞台ができて感謝しています」とあいさつ。「RIZINには若くて可能性を持ったファイターがいる。ただ、彼らが本物になるにはもうちょっと時間がかかると思うので、その間、ボクがRIZINを支えたいと思う。それが日本に戻ってきてやるべきことだと思う」と参戦の意義を説明した。

 さらに、「一発目、ぬるい試合をするつもりはないし、ちやほやされたくもないので、クロン・グレイシーとやらせて下さい」と、RIZINで山本アーセン、所英男に連勝しているヒクソン・グレイシーの次男との対戦をRIZINの榊原信行実行委員長に直接アピール。榊原実行委員長は「プロモーターとして全力でクロンを口説くように動きます」とその場で応えた。

 これを受けた川尻は「ありがとうございます。“新グレイシーハンター”いただきたいと思います」と不敵に宣言。「ボクを倒せばUFCの首脳陣の目にとまると思うので、逃げも隠れも負けもしないけど、世界中のファイターがボクを倒しに来たらいいと思います」と言い放った。

 また、元UFC世界ヘビー級暫定王者のシェイン・カーウィン(41)=米国=の無差別級トーナメント出場と、所英男-山本アーセン、山本美憂-アンディ・ウィン(米国)の対戦カードも発表された。

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