女子ボクシング“ゆうこりん”黒木優子、12月に5度目防衛戦 安藤麻里と再戦

 WBC世界女子ミニフライ級王者の黒木優子(25)=YuKO=が1日、福岡市の所属ジムで記者会見し、12月18日に福岡市九電記念体育館で前王者の安藤麻里(29)=フュチュール=と5度目の防衛戦を行うと発表した。「相思相愛」のトレーナーと2年ぶりにコンビを組む黒木は地元でのKO防衛を誓った。

 「ボクシング界のゆうこりん」が、師走の故郷で5度目の防衛戦に臨む。「女子ボクシングをもっと広めたい」とテレビのバラエティー番組にも出演するが、あくまでボクシングの“ホーム”は福岡だ。

「リングが私の一番輝ける場所。その中でも九州が一番。地元でいいところを見せたい」。昨年12月以来となる地元防衛戦の相手は前王者の安藤。2度目の世界挑戦だった2014年5月に判定勝ちして王座を奪っており、今回は2年7カ月ぶりの再戦となる。

 WBCの同階級では日本人最多の5度目の防衛に向け、頼もしいパートナーが戻ってきた。安藤を破った時のトレーナー、足立竜規氏(32)が2年ぶりにYuKOジムに復帰。黒木は自ら「ラブコールした」と、復帰の理由を明かした。6月に東京で4度目の防衛に成功した直後、熊本県内で和食の料理人をしていた足立氏に声を掛けてコンビを再結成した。

 「前回は判定だったけど、今度はKOしたい」。背中まであった髪をショートにし、「初心に戻って」臨むタイトルマッチ。「これから王者でいる間は(髪を)伸ばし続けたい」。クリスマスムード漂う年末の福岡で、パートナーと喜びを分かち合う。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス