ファイティング原田氏受章に賛辞…「大変名誉」「国民的ヒーロー」
プロボクシングで日本人初の世界2階級制覇を成し遂げたファイティング原田氏(73)が旭日小綬章に決定したことを受け、ボクシング関係団体から祝福のコメントが寄せられた。
◇日本ボクシングコミッション(JBC)・秋山弘志理事長「今般、元世界フライ級、バンタム級の2階級制覇王者である、ファイティング原田氏(原田政彦・ファイティング原田ジム会長)に贈られます叙勲は、ボクシング界において大変名誉なことであるとともに、心より喜ばしい出来事であります。
日本ボクシングコミッションは、世界チャンピオンの功績とともに、長年日本プロボクシング協会(JPBA)の協会長、終身名誉会長としてボクシング界をけん引し、現在もJBCの評議員としてご活躍されております原田氏に、最大の賛辞をお贈りいたします。
今後ともボクシング界のさらなる発展のために、ご尽力をお願い致す所存でございます」
◇日本プロボクシング協会・渡辺均協会長「この度の旭日章受章、大変おめでとうございます。日本ボクシング界にとって大変名誉なことであり、喜ばしいことであります。
私が子供の頃に見たポーン・キングピッチ戦やエデル・ジョフレ戦は国民が熱狂し、原田氏は国民的ヒーローでした。引退後は日本ボクシング協会長やJBCの評議員などを歴任され、ファイティング原田ジムの会長としてもご活躍されています。これからもますますご活躍いただき、ボクシング界のために貢献していただきたく存じます」