「ボクシング・ＷＢＯ世界ウエルター級タイトルマッチ」（５日、米トーマス＆マック・センター）

　　ＷＢＣ世界スーパーバンタム級王者の長谷川穂積（３５）＝真正＝が６日、同級のライバルと目するノニト・ドネア（３３）＝フィリピン＝の世界王座陥落を惜しみ、マニー・パッキャオ（３７）＝フィリピン＝の王座返り咲きに刺激を受けた。

　ＷＯＷＯＷの生中継で両試合を解説した長谷川は、５階級制覇王者ドネアの判定負けに「負けるとは思っていなかった。相手も強かった」と驚きを隠さなかった。「機会があればやってみたかったけど、これも運命ですね」と話した。

　また、２歳上のパッキャオの復活には「上院議員をやりながら、考えられない。年がいけばいくなりの闘いをしている。相当努力しているし、スタミナも考えている。僕もまだやれると思う」と力を込めた。

　自身の今後については「近いうちに記者会見の場を設けて発表したい」と話した。