飯伏8カ月ぶりDDTで路上ファイト 屋外プールで大暴れ

 「プロレス・DDT」(6日、新木場STUDIO COAST)

 自ら設立した飯伏プロレス研究所所属で世界最大のプロレス団体WWEでも活躍する飯伏幸太が、約8カ月ぶりとなる古巣DDT参戦。高木三四郎、伊橋剛太、樋口和貞と組んで、佐々木大輔、石川修司、遠藤哲哉、マッド・ポーリー組との路上プロレスに臨んだ。

 この日は、プロレスと音楽ライブが融合した「DDTフェス2016」。試合は開始から全員が屋外に飛び出して乱闘する大荒れの展開に。路上プロレスを得意とする飯伏は、敷地内のプールでの乱闘で味方も突き落とすなどの“飯伏ワールド”を繰り広げた。

 戦いの場がリング内に戻ると、コーナーに登った佐々木を後方宙返りしてのカンガルーキックで蹴り落とす驚異的な身体能力も披露。だが、最後は孤立した伊橋が4人から集中砲火を浴び、遠藤のスカイツイスタープレスで沈んだ。試合後は、かつての盟友で今はダムネーションを率いる佐々木の握手に応じて引き揚げた。

 プールでの乱闘で後頭部を強打したらしく、意識もうろう気味でインタビューに応じた飯伏。「久々でしたね」、「よかったですね」などの短い返答しかなかったが、DDT社長でもある高木は「8カ月たったけど、飯伏は変わらないし、ここに戻ってくれば、ここでの飯伏幸太だろうし、全然変わらない」としみじみ話した。

 続けて高木は「飯伏、お前、覚えてるか。オレをプールにたたき落としたの」聞かれると、飯伏は「えっ、ちょっとそれは覚えてないですね。頭打ったんで…」としどろもどろ。さらに、樋口と伊橋からも「オレもだ」と追及されると、飯伏は「そんなことは…、敵か味方か分からなくて」と答えに窮するばかりだったが、高木が「そういうのも含めて飯伏幸太と言うことですよ。何も変わっていない」と、うまく締めくくった。

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