ワタナベジムの女子3人、タイトル戦に意気込む
ボクシングのワタナベジムは12日、都内で12月13日に後楽園ホールで行う女子3選手のタイトルマッチを発表した。WBA女子世界ライトミニマム級王者の古川夢乃歌が岩川美花(高砂)を迎え初防衛戦。宮尾綾香は、WBO世界アトム級王者・池山直(フュチュール)に挑戦。ジム期待の新人・チャオズ箕輪はカーリング・リヴァス(フィリピン)と東洋太平洋フライ級王座を争う。
古川は「岩川さんの試合は何回か見ている。テクニックがすごい。チャンピオンらしい試合をしたいが、挑戦者の気持ちで闘いたい」と話した。
ワタナベジム移籍初試合が世界戦となった宮尾はJPB公認前にTKO負けを喫した池山直との再戦となる。「当時は実力差がありすぎて、リングに上がるのも怖かった。今は違うぞ、というところを見せたい。池山直、という名前に奮い立ちます。倍返しします」と迫力満点だった。
チャオズ箕輪は「(同門の)江畑(佳代子)先輩の取ったベルトなので取り返したい。それがモチベーションにもなっています」と意気込んだ。