中邑真輔が凱旋で王座奪回!女王・アスカも地元大阪で激勝防衛 WWE・NXT

激闘の末に勝利しベルトを掲げる中邑真輔
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 「プロレス・WWE」(3日、エディオンアリーナ大阪)

 世界最大手団体WWEの第3ブランドNXT初の日本公演が4531人の観衆を集めて行われ、NXT王座戦は元新日本プロレスの中邑真輔が王者のサモア・ジョーを下して王座を奪回した。

 日本時間11月20日のカナダ・トロント大会で、WWEで全勝だった中邑に初黒星をつけて王座を奪ったジョーとの再戦。中邑はこの日一番の声援を受けて入場すると、得意の打撃、関節技を中心に攻め込んだ。

 だが、身長188センチ、体重127キロの巨漢ながら確かなテクニックを持つジョーの多彩な攻めと場外戦などのラフファイトの反撃を受けて苦戦。終盤、原爆固めの連発などジョーに大技をたたみ掛けられるピンチを迎えたが打撃で脱出し、最後はコーナー上からの飛びひざ蹴りと必殺キンシャサをたたき込んで20分近い激闘にケリをつけた。

 試合後は日本のファンとともに決めゼリフ「イヤァオ」を2度絶叫。割れんばかりの拍手と声援を受けながら花道を引き揚げていった。

 また、今大会開催地の大阪出身で、日本で華名のリングネームで活躍したNXT女子王者のアスカは、巨体のナイア・ジャックスのパワー殺法に大苦戦したが、バズソーキックで逆転勝ちして王座防衛。WWE移籍後無敗も守った。

 また11月までドラゴンゲートに所属した戸沢陽は01年から05年までWWEに所属したTAJIRIと組んでNXTタッグ王者の“♯DIY”ジョニー・ガルガノ、トマソ・チャンパ組に敗れ、王座奪取はならなかった。

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