内藤哲也がプロレス大賞初MVP「2億円の差をひっくり返した」
2016年度のプロレス大賞(東京スポーツ新聞社制定、デイリースポーツなど選定)が13日、都内で開かれ、最優秀選手賞(MVP)は新日本の内藤哲也(34)が初受賞した。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを率いて旋風を起こし、主力の離脱が相次いだ新日本に新しい景色を作り上げたことなどが評価された。新人賞には、1年目でタイトルを獲得する活躍を見せたセンダイガールズの橋本千紘(24)が選ばれた。
“制御不能”な男は2億円以上!?内藤はプロレス大賞に縁がなかったが、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン旋風で、いきなりMVPを手にした。「プロレス大賞を目指していたわけではないが、素直にうれしく思う」と、“内藤節”で喜びを表した。
度々かみついてきた新日本の木谷高明オーナーの“オカダ・カズチカ2億円スター化計画”に再び言及。「2億円の差をひっくり返したオレには、少なくとも2億円の価値がある。プロレス大賞史上最も価値のあるMVPじゃないか!?」と誇らしげに話した。
来年の抱負を聞かれると「どんな動きを見せるのか、みなさまで考えて、楽しんで下さい。その答えはトランキーロ(スペイン語で焦るな)」とニヤリ。旋風は来年も収まりそうにない。