小国「怪物退治に討ち入りじゃ」王者グスマン撃破誓う
「ボクシング・IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(31日、島津アリーナ京都)
挑戦者の小国以載(ゆきのり)(28)=角海老宝石=が14日、都内で公開練習を行った。会見には、小説や映画、ドラマでおなじみの「忠臣蔵」の大石内蔵助に扮(ふん)して現れた。
この日は四十七士討ち入りの日で、故郷の兵庫県赤穂市で恒例の「赤穂義士祭」が行われた。それに合わせた小国らしいパフォーマンス。「やられた全員の敵を取る。討ち入りで怪物退治じゃ!!」と、グスマン撃破を誓った。
元WBA世界ライト級王者・小堀佑介氏との2ラウンドのスパーリングでは、足を使い多彩な左を披露。「前の手を休めないこと。いい当て方をして、右は流れの中で出したい」と話した。
王者については「映像を見るだけで怖い。きつい試合になると思うけど、勝算は2割あると思う。宝くじを当てるより高い確率と思う。ホーム開催で応援が多い。苦しい時間帯に声援が力になる」と笑った。