新日本・棚橋が白星締めで入場曲「HIGH ENERGY」に別れ
「プロレス・新日本」(17日、東京・後楽園ホール)
棚橋弘至が自身のツイッターなどで、入場曲来年1月4日の東京ドーム大会から変更することを公表し、今大会で最後の「HIGH ENERGY」が鳴り響いた。
この日のカードは東京ドーム大会で挑戦するIWGPインターコンチネンタル王者・内藤哲也と最後の前哨戦となる10人タッグ戦。棚橋はデビッド・フィンレー、KUSHIDA、小島聡、天山広吉と組んで、内藤、BUSHI、高橋ヒロム、EVIL、SANADA組を迎え撃った。
試合は10人がリング内外で入り乱れ、東京ドーム大会でIWGPジュニア王座を争う王者KUSHIDAとヒロムが闘志むき出しで激しくやり合うなど乱戦となったが、最後は小島がBUSHIをラリアットで粉砕。だが、試合後もヒロムが再三の制止をはねのけてKUSHIDAと乱闘を繰り広げ、場内が騒然となった。
だが、選手が次々引き上げて会場が落ち着くと、棚橋が「ラストー!」と叫んで、おなじみのエアギターを少しだけ披露。最後は、ファンの“棚橋コール”、そして最後の「HIGH ENERGY」が鳴り響く中、笑顔で引き上げていった。
白星で締め、インタビューでは「『HIGH ENERGY』がラストでしたね。一つの時代が終わって、また新たなステージへ進む、と言う気持ちなんで。2017年の棚橋は大いに期待して下さい」と充実の表情。そして、新入場曲で戦う内藤との決戦へ向けて、「トランキーロの下に隠された内藤哲也を引き出して、倒して、オレがチャンピオンになります」と、自信を示した。