内山高志、雪辱へのカギはディフェンス 練習公開、ガード重視にスタイル変更

リターンマッチへ向けて静かな闘志を燃やす内山高志=ワタナベジム(撮影・園田高夫)
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 「ボクシング・WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ」(31日、大田区総合体育館)

 前スーパー王者の内山高志(ワタナベ)が18日、都内のジムでシャドーやミット打ちなどの練習を公開した。

 4月に王座を奪われたジェスレル・コラレス(パナマ)との再戦。負けた試合をビデオで繰り返し見て、敗因を探ったという。

 ポイントとなるのがディフェンス。「今まで目で見切り過ぎてきた。パンチをもらわない前提でやってきたけど、コラレスみたいに踏み込む、変則的なタイプはブロックして打ち返す方がいい」と、アップライトの構えからガード重視のスタイルに変えた。

 「同じ相手に2回負けたら恥ずかしい。ある程度試合のイメージはできている。2ラウンドしかやっていないけど、こういうイメージでこう当たればいいな」と、リベンジへ準備は万端だ。

 もちろん、コラレスの攻撃を防げば内山の番だ。「ブロックを多くすることで攻撃が悪くなるということはないと思う。前回は何もできずにやられた。コラレスがどういうトレーニングをしてくるか分からないけど、自信を持って臨むだけ」とベルトを取り返すつもりだ。

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