腰骨折の大仁田が強行出場で勝利!アジアタッグV1戦デスマッチ決定も宣言

試合前に主治医から痛み止めの注射を打たれる大仁田
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 「プロレス・アパッチ」(25日、新木場1stRING)

 23日の超戦闘プロレスFMW・高松大会で、腰の骨を折った大仁田厚が強行出場した。

 同大会で相手組のダブルブレーンバスターを受けた際、斜めからリングマット下に張ってある金具部分の上に落ち、右腸骨(腸骨翼)骨折で全治2カ月と診断されたが、「オレの試合を待ってくれているファンがいるかぎり、休むわけにはいかない」と出場を決意。この日は会場に主治医である平尾クリニック(東京都品川区)の平尾充成医師を呼び、試合前に4本の痛み止めの注射を打って臨んだ。

 大仁田は雷神矢口、保坂秀樹、Hi69と組み、HASEGAWA、亀田勝、寺尾利明、桜井匠とストリートファイト有刺鉄線ボード8人タッグデスマッチで対戦。大仁田は持ち前の場外戦、毒霧、イス、机の破片での攻撃を繰り出し、パートナーの3人が、うまくカバー。最後はHi69がストゥーカスプラッシュで桜井を葬った。

 また、渕正信とアジアタッグ王座を保持する大仁田は22日の会見で、来年1月2日に全日本・後楽園ホール大会で行われる初防衛戦のルールついて、挑戦者の秋山準、井上雅央組に対し、「エニウェア・ストリートファイト・トルネード・バンクハウスタッグデスマッチ」を提示していたが、秋山は24日の全日本・川越大会で「エニウェアとかは認められないし、あくまでもPWFルール。ただし、大仁田さんが『お守り』として、凶器を持ち込むのは認める」と返答。

 これに対し、大仁田は「秋山さん、申し出ありがとうございます。だったら『お守り』を持って行かせてもらう。残すところ、あと9日。その間に治す。1・2後楽園には死んでも出る。渕さんには迷惑かけるわけにはいかない。エニウェアはダメだけど、ストリートファイト・トルネード・バンクハウスタッグデスマッチは決定した。『お守り』を持ち込むのは自由なんだから」と宣言した。

 また、大仁田はこの後、27日に後楽園ホールで行われる金村キンタロー引退興行、31日に新木場1stRINGで行われる翔太AIDにも出場する意向を示した。

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