「ボクシング・ＩＢＦ世界ライトフライ級タイトルマッチ」（３０日、有明コロシアム）

　２度目の防衛戦に臨む王者・八重樫東（大橋）の挑戦者、サマートレック・ゴーキャットジム（タイ）が２６日、横浜市内で練習を公開した。

　サマートレックは１４年９月に当時ＷＢＣ世界ライトフライ級王者だった井上尚弥（大橋）に挑戦し１１回ＴＫＯ負けを喫した。世界戦はそれ以来となる。「待ち続けていたチャンスを与えてもらった。ベルトを取るために来た。コンディションは上々。３０日の試合を見てほしい」と気迫をみなぎらせた。

　八重樫については「スピードがあり、力強いチャンピオンだと思っている」とたたえた。松本好二トレーナーは「八重樫のスピードとパワーが生きる展開にしたい。打ち合いはいとわない」と返り討ちにする構えだ。