井岡と対戦18歳ボクサー「必ず勝つ」 井岡一法会長も警戒
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「ボクシング・WBA世界フライ級王座統一戦」(31日、島津アリーナ京都)
ボクシング史上最速の世界3階級制覇王者・井岡一翔(27)=井岡=に挑む暫定王者スタンプ・キャットニワット(18)=タイ=が28日、大阪市内で練習を公開した。戦績は井岡が20勝(12KO)1敗、スタンプが15勝(6KO)無敗で、勝った方が団体内の王座を統一する。
サンドバッグ、ミット打ちなど1時間みっちり汗を流した。ガッチリした肉体、力強い右のパンチはタイ史上最年少17歳で世界王座を奪取した逸材であることを感じさせた。
井岡一法会長は「拳がすごく硬い。接近戦になれば右ストレート、フックに気を付けたい。不用意に後手に回らないことやね」と、警戒した。
スタンプは初の異国での試合にも平静。「体調はすごくいい。井岡は自分より経験豊かでスピードもある。パンチが強いのは勝ってるかな」と笑顔を浮かべた。
井岡からは「レッスンをする気持ち」と子供扱いされたが「僕もパンチはあるし、必ず井岡に勝つ」と闘志をあふれさせた。