【RIZIN】KO負けバルト「ミルコのハイキック怖かった」“決まり手”は膝蹴りも…
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「RIZIN」(31日、さいたまスーパーアリーナ)
無差別級トーナメント準決勝が行われ、大相撲元大関・把瑠都のバルト(32)=エストニア=は、元PRIDE無差別級王者のミルコ・クロコップ(42)=クロアチア=と対戦し、1回49秒でKO負けした。
バルトは体格差を生かせなかった。開始直後の“立ち合い”でミルコをコーナーに押し込んだが、左膝を腹部に突き上げられ、もん絶。「みぞおちに入って、食らったことのないダメージが来た。一気に息が止まった。ビックリした」。腹部を押さえながら後ろ向きに倒れ、KOを宣告された。
自身が力士時代から格闘技ファンとして見ていた“横綱”との対戦に「緊張感があって、(対戦が決まってから)24時間、とにかくミルコのハイキックが怖かった」と恐怖心を吐露。今回は伝家の宝刀を浴びることなく完敗したが、「相撲のテクニックだけでなく、もっとシュートボクシングも練習して、またミルコとやりたい」と雪辱を誓った。