女子ボクシング・柴田直子、V6戦はプロ初の海外 「大きな勝負」ガルシアと対決
「ボクシング・IBF女子世界ライトフライ級タイトルマッチ」(3月4日、グラダラハラ)
ワールドスポーツジムは4日、都内で同級王者・柴田直子がメキシコ同級のアロンドラ・ガルシアと6度目の防衛戦を行うと発表した。柴田の海外での試合はプロ初。
ガルシアは13年11月14日の同王座決定戦を3-0の判定で下し戴冠して以来の再戦となる。「オファーを聞いた時は少し迷いましたが、5度防衛して世界で闘いたい思いもあった。海外防衛は難しいと言われているし、大きな勝負をかけてみようかな、と思った」と心境を明かした。
ガルシアについては「一度対戦しているし、直近の映像を見てもそれほど変わった印象はない。自分もここ2試合で伸びていると思うし、敵地なのでKOは意識します」とアグレッシブなファイトを誓った。
海外での試合はアマ時代の05年、アジア大会で台湾に遠征して以来。「ごはんがないとダメなので持って行きます。本当は炊飯器を持って行きたいところですけど、サトウのごはんで大丈夫」と笑った。
この日はボクシング女子会も開催され、藤岡奈緒子(竹原&畑山)、花形冴美(花形)と5ラウンドづつの「壮行スパーリング」も行った。