女子格闘家・中井りんブログで「活動休止」を報告
格闘技団体パンクラスの初代バンタム級クイーンの中井りんが10日のブログで「中井りんとしての活動を休止したい」と書き込んでいる。
2月10日付けで、「パンクラスの女子バンタム級のタイトル・ベルトは、パンクラスが返上しろというので、返上しようと想います」とつづった。また、「昨日、雪や雨の降る天候で外で、ベアトップ(胸のところだけ)とパンツと僅かな着衣で1日仕事が有り気温は2~3度と言われていましたが、夕方から体調が悪くなり、帰ってから沢山の身体に悪い症状があらわれて発熱し、救急病院で投薬、医師の治療を受けました」と仕事の影響で体調を崩したことも報告している。
6日付けには、格闘家としての自分の価値を読者に問いかけたり、自身を指導してきた宇佐美館長への感謝したりした後で、生活のための仕事を増やすことで格闘技に注力できなくなることを懸念。「私は自分が今、大きな岐路にあると想っています」と記した。
さらに7日のブログには心身の不調に陥ったことを報告。「私達(私と宇佐美館長)を侮辱する事に対して、何の言葉も返す事も出来ず、何もする事が出来ない事を悔いて、心を病んでしまい、身体を病んで、何も出来なくなってしまう程落ちてしまっている事、弱いと想った人も居ると想いますが決して泣き言を言ったのでは有りません、それなりに考えが有ります」と、自分たちへの批判に反論しているともとれる内容を書き込んでいた。
中井は昨年末、RIZINに初参戦し、村田夏南子をリアネイキッドチョークで破り、初勝利。総合格闘技団体UFCに日本人女子として初めて参戦した経歴を持ち、“ツヨカワ”格闘家としての話題も集めていた。