武藤敬司が伝説の“旅館破壊事件”語る 900万円の損害賠償
プロレスラーの武藤敬司が、BS日テレ「真麻のドドンパッ!」に長女でタレントの武藤愛莉とともに出演し、プロレス界で伝説化されている「旅館破壊事件」の詳細を明かした。
1987年、確執のあったUWFと新日本プロレスの面々が、親睦を深めようと、熊本の旅館でちゃんこパーティーを開いたまでは良かったがその後、泥酔した両者は大暴れ。事態が収拾した頃には、部屋はボロボロに壊れたという。
武藤はMCの高橋真麻に「プロレス界では有名な事件。UWFという思想が違うプロレス団体が存在していて、あまりにも殺気走っていて危険だからということで、旅館で一席設けてちゃんこパーティーをしようと…」と説明。
真麻は「楽しそうじゃないですか」と応じると、武藤は「それがね、やっぱり酒も入るし、プロレス界では有名な前田日明という俺の先輩がどつき合いの状態になって、あっちこっちでそういう状態になって。引かなきゃ開かないドアを押したりしたり、とにかく旅館一軒壊してしまった」と苦笑いを浮かべた。
もちろん損害賠償請求される事態となり、武藤は当時社長だった坂口征二から聞いた話として「800万とか900万円を取られた」と明かしていた。