オメガ新日本復帰「オレはどこへも行かない!」 オカダへの雪辱も誓う
「プロレス・新日本」(26日、後楽園ホール)
米国ROHとの合同興行が1636人の観衆を集めて行われ、バレットクラブを率いるケニー・オメガが1月5日以来となる新日本復帰戦を白星で飾った。
オメガはROHのアダム・コールと組み、ジェイとマークのブリスコ兄弟と激突。「アダム・コール、ベイベイ!」と、試合中に何度も見得を切る相棒にペースを乱されながらも、場外の鉄柵を飛び越えるラ・ケブラーダを放つなど、さすがの動きを披露。最後はヒザ蹴りのVトリガーをマークにぶち込んだところに、コールが変形ネックブリーカーのラストショットにつないで仕留めた。
試合後、オメガは「オレはどこへも行かない。ただいま」とファンにあいさつ。「2017年はケニー・オメガの年であり、バレットクラブの年であり続ける。オレたちが新日本プロレスを、アメリカを、世界を乗っ取ってやる」とアピールした。
インタビューでは、1月4日の東京ドーム大会で46分超の激闘の末に挑戦を退けられたIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカへの雪辱を宣言。「オレがほしいのはオカダが持っているIWGPヘビー級王座のベルトだ。だからこそ、オカダが鈴木みのるに勝ってくれた(2月5日の3度目の防衛戦)ことはオレにとってありがたい。オレは負けたが、負け犬とか言われたくない。IWGPのベルトを獲るために本気でやっていく」と言葉に力を込めた。