井上尚弥がロマゴン戦ゲスト解説「ロマゴンが7対3で有利」
WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(大橋)が27日、3月19日にWOWOWで生中継されるWBC世界同級王者のローマン・ゴンサレス(ニカラグア)-シーサケット・ソールンビサイ(タイ)戦(米ニューヨーク、マジソン・スクエア・ガーデン)をゲスト解説することが決まり、横浜市内で会見した。
井上は「シーサケットはそんなに見たことがないんですけど、よくも悪くもかみ合いそう。どちらも好戦的ですし、ロマゴンが7対3で有利とは思います。倒すならダメージを蓄積させてボディーとかで削って、中盤、終盤でしょう」と展開を予想した。
年内にも対戦が実現する可能性がある井上は「(ロマゴンは)全部強い。パワー、体幹、頭もいい。でも、スピードと一発のパンチ力なら自分が勝っていると思う」と話した。
ウエート的に「来年はバンタム級に上げたいというのはある」という。ロマゴン戦を希望する理由を聞かれると「パウンド・フォー・パウンド(最強)ですから」と断言した。
また、同日のメインイベントは世界ミドル級主要3団体統一王者のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)対WBA世界同級正規王者ダニエ・ジェイコブス(米国)で、村田諒太(帝拳)がゲスト解説する。