高山33歳で高校卒業 春からは大学生
30歳で愛知・菊華高(名古屋市)に入学したボクシングWBO世界ミニマム級王者の高山勝成(33)=仲里=が28日、同校の卒業式に出席した。一回り以上若いクラスメートに囲まれ「みんなに支えてもらった。世界チャンピオンとして卒業できたことが何よりもうれしい」と門出の喜びを語った。
4月から同校の姉妹校でもある名古屋産業大(愛知県尾張旭市)に進学予定で「教職に就きたい気持ちが芽生えた」と保健体育か社会の教員免許取得を目指す考えを明かした。
日本人初の主要4団体制覇を果たした高山は左まぶたの負傷で現在休養中。先月26日に暫定王者に就いた福原辰弥(27)=本田フィットネス=との対戦を義務付けられているが「まだ腫れもある。様子を見ながらやっていこうと思う」と話した。