山中KO自信「相撲以上に盛り上げたい」
「WBC世界バンタム級タイトルマッチ」(3月2日、両国国技館)
調印式と記者会見が28日、都内で行われ、12度目の防衛戦を前に山中は「さらに気が引き締まった。ここ数日で調子が一段と上がった。ただ、それを試合で見せないと意味がない。KOして日本の皆さんに喜んでもらいたい」と自信満々だ。
コンディション作りに関しては浜田剛史帝拳代表も「11度も防衛すると本当にうまくなる。だんだん上げていって、本当の絶好調はあさって」と太鼓判。山中は「微調整ですね。水を飲まないのではなく、余計に飲んで汗をかいたり」と“体内計器”を自在に調整している。
カールソンが「日本とメキシコの戦争。ベルトは家に持って帰る」と豪語すると「やる気満々ですけど、このベルトは(東京)中野区の自宅に持って帰ります」とやり返し、会見場を笑いで包んだ。
今回の会場は大相撲の聖地、両国国技館とあって「相撲が盛り上がっていますけど、それ以上に盛り上げたい」と、稀勢の里の横綱昇進に沸く相撲界に負けぬ熱いファイトを約束した。