土屋修平が日本ライト級初防衛戦 「倒すだけ」
「ボクシング・日本ライト級タイトルマッチ」(4日、後楽園ホール)
前日計量が3日、都内で行われ、初防衛戦に臨む土屋修平(角海老宝石)は61・0キロ、同級1位の西谷和宏(VADY)は60・8キロでともに一度でクリアした。
土屋は昨年12月、王座決定戦を制、デビューから7年目で念願のベルトを巻いた。「実力の違いを見せつけたい。特に得意なパンチはないけど、アッパー、ストレート、フックでも何でも当たれば倒せる。パンチ力はないけど、タイミングに自信がある。倒すだけ」と気合十分だった。
海外で試合をするのが目標という。「ああいうキラキラした会場がボクサーのいるべき場所だと思う。日本にはない魅力がある。国内で結果を出して海外で稼ぐのが理想」と望みは大きい。
2度目の日本王座挑戦となる西谷は「ベルトとか関係なく、土屋選手に勝つためだけの練習をしてきた。僕の長所は左を中心に組み立てるボクシング。相手の攻撃を外して打つのが理想。左フックが得意なので、土屋選手の得意な右ストレートに左が合えば試合が終わる。KO狙いです」と意気込んだ。