３月１９日に東京・新木場１ｓｔ　ＲＩＮＧで、“史上初”の棺桶爆破デスマッチが決行されることが電撃決定した。

　同日に同所で「●●！ベイベ！プロレス旗揚げ戦」を開催するアップルスター・プロレスが、１０日、東京・水道橋の闘道館で記者会見を開き、同団体でマネジャーとしてらつ腕を振るうグラドルの渡瀬茜が、その軍団メンバーを引き連れて出席。さらに、因縁浅からぬ大仁田厚を呼びつけた。

　同大会では、大仁田、保坂秀樹、リッキー・フジの大仁田軍が、渡瀬、くいしんぼう仮面、佐瀬昌宏、佐藤恵一の渡瀬茜軍と対戦するが、その試合形式について、渡瀬は「大仁田、新しい爆破装置を考えた。棺桶爆破だ！これにオマエを入れて、今度こそぶっ殺してやる！鬼棒も加える」と要求。女性相手とあって、さすがの大仁田も従うしかなかったようで、「アンタはあきらめないな。ある意味すごいよ。こんなに一生懸命考えたのであればやるしかない」と苦笑しながらも了承。これにより、この一戦は史上初の「有刺鉄線ボード・棺桶爆破＆鬼棒爆破デスマッチ」として行われることが決まった。

　渡瀬によると、リング中央に爆弾が入った棺桶を設置。コーナーポストにある起動スイッチを押すと５秒後に爆破されるという。５秒より前であれば、爆破解除は可能。加えて、電流爆破デンジャラス鬼棒がプラスされるが、棺桶は逃げ場がないだけに壮絶な闘いとなるのは必至だ。

　渡瀬軍は、昨年３月１４日に新木場で初めて、大仁田軍と対戦したが敗退。同年８月１７日の新木場では、同所初の電流爆破デスマッチに持ち込んだが、大仁田軍に連敗を喫しているだけに、渡瀬はリベンジに燃えている。

　また、パートナーを務める佐瀬は「大仁田選手には、去年の３月に３カウント取られたので、今度は取り返したい」、佐藤は「昨年末に大仁田選手との対戦が流れたので、今回は茜さんのサポートをしっかり務めたい」と意気込んだ。

　なお、３月１９日の新木場大会は、アップルスター主催による３部構成の興行となり、第１部「くいしんぼう仮面マットプロレス」、第２部「アップルスター・プロレス」、第３部「●●！ベイベ！プロレス旗揚げ戦」が開催される。