メイウェザー氏が復帰宣言 UFC王者マクレガーに対戦要求「6月に」

 ボクシング元世界5階級王者のフロイド・メイウェザー氏(41)=米国=が11日(日本時間12日)、滞在先の英・リバプールで1試合限定での現役復帰を宣言し、UFC世界ライト級王者のコナー・マクレガー(28)=アイルランド=に対戦を要求した。

 「アンディフィーテッドツアー」なるイベントで英国滞在中のメイウェザー氏は報道陣、ファンの前で口を開き、「オレがアーツロ・ガッティと戦った時、オレは彼の庭に行った。彼がAサイド、オレがBサイドだった。オスカー・デラホーヤとの時も彼がAサイド。オレがBサイドだった」と、かつて相手の条件を飲んで戦ってきたことを振り返った。

 不利な条件での戦いで、勝利を重ねたことで自身がAサイドの地位を勝ち取ったことを強調すると「コナー・マクレガーとの対戦だったら引退を撤回する」と復帰の意思を明確した。そして「もう金だとかUFCだとかの言い訳は聞きたくない。6月にオレと戦うようUFCとともにサインしろ」と“Bサイド”と見なすマクレガーに対戦を迫った。

 世界5階級を無敗で制覇したメイウェザー氏は、ボクシング界にやり残したことはないとして2015年9月のアンドレ・ベルト(米国)戦を最後に引退。戦績は49戦全勝(26KO)を誇る。15年5月のマニー・パッキャオ(フィリピン)との「世紀の一戦」ではボクシング史上最高額となるファイトマネー2億2000万ドル(約250億円)を手にしている。

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