“日本プロレス界の父”力道山がレガシー部門でWWE殿堂入り
米国の世界最大手プロレス団体WWEの殿堂式典が1日(現地時間3月31日)、米国オーランドで行われ、日本プロレス界の父と称される故力道山(本名・百田光浩)のレガシー部門での殿堂入りが発表された。日本プロレス界からは過去にアントニオ猪木、藤波辰爾が殿堂入りしている。
力道山は24年に生まれ、大相撲で関脇まで昇進するが50年に廃業してプロレス転向。米国で修行し、52年に日本プロレス協会を設立するとテレビ中継されて爆発的な人気を呼び、戦後の国民的スターとなった。だが、63年12月、暴漢に腹部を刺されたことが原因で現役のまま死去した。
弟子には故ジャイアント馬場、故大木金太郎、猪木らがいる。次男の百田光雄、光雄の息子の百田力(リングネームは力)も現役プロレスラー。