元朝青龍が日本に格闘選手派遣へ 5月大会に乗り込む
第68代横綱・朝青龍として大相撲で活躍したドルゴルスレン・ダグワドルジ氏が、プロデューサー的立場で日本の格闘界に進出することが5日、明らかになった。
昨年11月に発足した「キックボクシング振興会」が「ホーストカップ」と共催で5月28日に「STAND FIGHTING NETWORK『KーING』(スタンド・ファイティング・ネットワーク・キング)」(名古屋国際会議場)という大会を行い、そこへ、モンゴル選手団を送り込む予定になっている。大会関係者によると、当日は元朝青龍本人も来場予定だという。
同大会は立ち技格闘技の日本選抜軍5人と国際選抜軍5人による交流戦をメーンにしている。モンゴル選手団は海外チームを構成する予定で、大会関係者によると今月下旬にも予選に相当する大会をモンゴル国内で開くという。
国内の出場選手は、キックボクシング振興会のフェイスブックには大石駿介(OISHI-GYM)、悠矢(NJKF大和ジム)、大和侑也(NJKF大和ジム)、小川翔(OISHI-GYM)、大石綾乃(OISHI-GYM)、中野涼太(NJKF西日本セブンジム)といった名前が挙げられている。
キックボクシング振興会の土居龍晴理事長は「キックボクシングを野球やサッカーのようにするため、ステージアップして、海外交流戦を行う。マーケット的にも世界と広げていこうとしています」とし、元朝青龍の協力もあおぎ、今大会を近い将来に開催を計画している世界トーナメントの足がかりにする考えだ。