ロビンソンが内藤から金星でIC王座挑戦名乗り!棚橋はEVIL狩り宣言
「プロレス・新日本」(9日、東京・両国国技館)
ジュース・ロビンソンが8人タッグ戦でIWGPインターコンチネンタル(IC)王者の内藤哲也を下し、挑戦者に名乗りを上げた。
ロビンソンはNEVER無差別級選手権無差別級6人タッグ王者の“田口ジャパン”田口隆祐、棚橋弘至、リコシェと組み、“ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン”の内藤、EVIL、BUSHI、SANADA組と対戦。試合前には内藤がIC王座のベルトをロビンソンに投げつける暴挙に出た。ゴングが鳴ると8人が目まぐるしく入り乱れる混戦となり、最後はロビンソンが内藤を捕らえ、内藤の体が宙返りするほど強烈なラリアットをたたき込むと、必殺のパルプフリクションでマットに垂直に突き刺して完璧な3カウント。まさかの金星に場内は大きなどよめきに包まれる中、ロビンソンは「内藤、オレはお前のIWGPインターコンチネンタル王座に挑戦する!」とアピールした。
田口ジャパンの“監督”である田口は「金星じゃないですよ、これは。ジュースはシリーズを通して目に見えて成長しましたから」と殊勲のメンバーを絶賛。すると棚橋が割って入り「監督、1こだけお願いがあるんですが、オレ、EVILに行っていいですか。マンツーマンで。このままでは終われないんで」と要求した。
これに田口は「エース、棚橋弘至ののろしが上がったんじゃないですか。田口ジャパンをきっかけに踏み台にして、上に行ってもらおうとやっていますから」と即座にゴーサイン。続けて「ジュースもすばらしい。リコシェもすばらしい。田口、しっかりしろ」と、自分にカツを入れた。