小原佳太が再起戦「強い選手を選んでもらった」昨年9月に世界挑戦

 「ボクシング 8回戦」(13日、後楽園ホール)

 前日計量が12日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、IBF世界スーパーライト級14位で、昨年世界挑戦に失敗し、再起戦に臨む小原佳太(三迫)は66・3キロ、元WBOアジアパシフィックウエルター級王者のラリー・スィウー(インドネシア)は66・6キロでともに一回でパスした。

 小原は「世界戦に負けた直後は自分のふがいなさに落ち込んだ。自分のボクシングを見直しましたが、一から変えるほど器用ではないので、負けた原因を一つ一つ考えてやり直した。やはり、距離が大事だと思う」と立て直しを図っている。

 「かませの相手はいやなので、強い選手を選んでもらいました。気持ち的にはリラックスしていますけど、あまり過ぎないように、油断しないようにしたいと思います」と、話した。

 小原は昨年9月10日、モスクワでIBF世界スーパーライト級王者、エドゥアルド・トロヤノフスキー(ロシア)に挑戦し、2回TKO負けした。

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