RIZIN “神童”那須川また衝撃KO!67秒殺で総合3連勝
「総合格闘技・RIZIN」(16日、横浜アリーナ)
“キックボクシング界の神童”と呼ばれるRISEバンタム級王者の那須川天心(18)=TARGET=がフランチェスコ・ギリオッティ(34)=イタリア=を1回1分7秒TKOで下し、RIZINデビュー3連勝を飾った。
ムエタイをベースとするギリオッティに対し、那須川は打撃でペースをつかみ、左ストレートなどを次々とヒットさせる。そして、開始1分、左ストレートと左ハイキックでぐらつかせると、さらに左ストレートでダウンさせ、上からパンチを連打すると、レフェリーが試合を止めた。
総合格闘技(MMA)デビューとなった昨年末のRIZINでは中1日で2勝を挙げる離れ業で衝撃を与え、この日は電光石火の秒殺劇で再び衝撃を与えた神童。割れんばかりの大歓声がとどろく中、リングでマイクを持った那須川は「こんなに早く終わるとは思わなかったです」と笑みを浮かべ、「打撃で勝つのがベストだと思っていて、実行できてよかったです。ボクは打撃の選手なので、これからの打撃で倒していって、そっちの方が面白くないですか?みなさんの期待以上のことをして、格闘技界を変えていきたいと思います」とアピールすると、再び大歓声が送られた。