青柳総裁の魔世軍がクノウを急襲!打倒初代タイガーで故梶原一騎さんへの恩返し誓う
リアルジャパンの東京・後楽園ホール大会(27日)に倉島信行と組んで魔世軍5号アレクサンダー大塚、魔世軍8号佐野巧真組with青柳政司総裁と対戦するグラップリング世界王者のタカ・クノウが19日、都内の興義館で練習を公開。そこを魔世軍を率いる青柳総裁が急襲し、試合の破壊と同団体を主宰する初代タイガーマスク打倒を宣言した。
まさかの暴挙だ。クノウがスパーリングなどで汗を流し後、報道陣の取材に応じているところに、青柳総裁が正体不明の魔世軍3号と魔世軍7号KENSOを引き連れ土足で乱入。クノウが「ここは道場ですよ。土足はやめて下さいよ。試合は来週でしょ」と追い払おうとすると、「総裁になに手出してんだ、オラ」と7号と3号が突っかかり、乱闘に発展。だが、数に勝る魔世軍がクノウだけでなく同団体の平井丈雅社長にまで暴行を加え、その場を制圧してしまった。
青柳総裁は「27日まで待てないから来たんだよ。(初代)タイガーは今日来てないな。タイガーに言っとけ。27日は魔世軍のメンバーで試合をめちゃくちゃにしてやるからな」と予告。さらに、初代タイガーマスクの生みの親でもあり、自身と親交のあった漫画原作者の故梶原一騎氏の名前を出し、「梶原先生は言っていたよ。『青柳、お前がプロレスをやるなら、タイガーの所に行って暴れてこい』と。これを実現するからな!タカ・クノウ、お前も命かけてかかってこい」と宣言した。
青柳館長は帰り際にも野望を熱弁。「27日は全選手でオレたちを倒しに来い。魔世軍は逃げない。オレはタイガーの首を取るまで刺客を送り続ける。これが梶原先生への恩返しだと思う」と、初代タイガーマスク打倒に執念を燃やした。
さらに、「プロレス界を面白くするのは魔世軍だ。こういう軍団はたくさん出てきたけど、今回はハンパじゃない」と豪語。「どこの団体でも牙をむく。この軍団は今8号までいるが、10号、20号と増えて、100(号)までいこうと思っている。魔世軍が業界を牛耳るぐらいの気持ちを持って命をかける」と、軍団増殖とプロレス界の支配をぶち上げた。