“極悪レフェリー”阿部四郎さん死去 76歳肺炎
女子プロレスで“極悪レフェリー”と呼ばれた阿部四郎さんが25日、肺炎のため都内の病院で死去した。76歳だった。ZERO1が発表したもので、葬儀などの日程は公表していない。
福島県出身で、プロモーターとして全日本女子プロレスに関わった。70年代からレフェリーも務め、80年代にはダンプ松本率いるヒール軍団「極悪同盟」と結託した。
極悪同盟と、爆発的な人気を集めた長与千種とライオネス飛鳥のタッグ「クラッシュギャルズ」が対戦した際、クラッシュギャルズがフォールするときはゆっくりとカウント。逆に極悪同盟がフォールするときには高速でカウントするなど、極悪同盟に有利なレフェリングを行い、会場から罵声を浴びた。
09年7月には引退興行を開催した。