ビューティーペア解散の真実 マキ上田さん振り返る「私が辛抱できなかった」
70年代に一大旋風を巻き起こした女子プロレス・ビューティーペアのマキ上田さんが26日、フジテレビ系「バイキング」のインタビューに応じ、ビューティーペア解散の真相について、相棒であるジャッキー佐藤の恋愛が原因だったことを告白した。
マキさんは現在、都内の飲食店で女将として働いている。当時、女性を中心に圧倒的な人気を誇っていたビューティーペアだが、1979年に突然解散。マキさんは「私の方からビューティーを解散したいと申し出た」と打ち明けた。
その理由について、マキさんは「ジャッキーに好きな人が出来て、プロレスがおろそかになった。そこから亀裂が入った。私的には辛抱できなかった」と説明。恋に走り、本業に実が入らなくなっていった相棒に、我慢ならなかったことが、解散の引き金となったと振り返った。
ビューティーペアとして最後の試合を終えた後も、「試合後、ジャッキーは来ませんでした。後輩たちは控室に来て泣いて止めてくれたけど、ジャッキーは来ませんでした」と、最後は顔も合わせないほど仲は冷え切っていたと告白。その後もずっと2人は会うことはなかったという。
そんなジャッキーさんは1999年に胃がんのため41歳の若さで亡くなるが、その直前にマキさんのところへ一度だけやってきたという。「2人でご飯を食べて飲んで遊んで…。あいさつに来たみたいなのがあったのかな」と振り返った。
ジャッキーさんが亡くなる時も、「入院していることはマキちゃんに言わないで」と関係者に口止めしていたことから、別れは言えなかったというが「今でも大親友だと思っている。相棒にするならやっぱりジャッキー」と戦友に思いを馳せていた。