頸髄損傷の高山、負傷直後に会話していた 頚髄専門医の病院へ転院
プロレス団体のDDTは6日、茨城県つくば市内で会見し、4日の大阪・豊中大会で負傷し、頸髄損傷および変形性頸椎症と診断された高山善廣(50)=高山堂=の状況について説明した。
高山は6人タッグ戦で回転エビ固めをかけた際に頭から落ちて動けなくなり、救急搬送された。会見に出席したDDTの高木三四郎社長によると、負傷直後は意識がはっきりして会話もしていたといい、「本人はケガをしたときの状況を話していた。『高木さん、ごめんね』という一言ももらった」と話した。
高山はこの日の朝、搬送された大阪府内の総合病院から頸椎の専門医がいる同府内の病院に転院し、付き添いの家族とも会話をしているという。
高山の今後について、高木社長は「負傷した直後で、腫れとかが引かないと細かいことは言えない部分もあるので、何日か経過を見ないと」との考えを示した。
21日に予定されている、高山が男色ディーノと保持するKO-Dタッグ選手権の防衛戦と、28日に予定されている高山が王者の竹下幸之介に挑戦するKO-D無差別級選手権試合は、現在のところ白紙と発表された。