ボクシング、あきべえが再起戦必勝誓う
「ボクシング・8回戦」(8日、後楽園ホール)
前日計量が7日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、元日本・東洋太平洋ウエルター級王者の渡部あきのり(角海老宝石)は69・8キロ、東洋太平洋ミドル級1位のマキシ・ナハク(インドネシア)は69・7キロでともに一回でクリアした。
渡部は移籍2戦目。満を持してリングに上がった1月14日の井上岳志(ワールドスポーツ)戦は0-3の判定負けだった。「勝ちたかったけど、実戦の1年以上のブランクが大きかった」と振り返った。
しかし、今回は違う。「最高の環境で練習ができている。プロがたくさんいるし、スパーリングもしっかりできている。ボクサーらしい場所で練習をしている」と充実感を言葉にした。
現在、練習に集中するため東京・大塚のジムの近くで一人暮らしをしている。「家族は葛飾に残して、週末だけ帰るという感じですね。自分を追い込む気持ち。もう一回、流れに乗れると思うので見ていてください」と、あきべえは目を輝かせた。