元世界王者の三浦、米国での世界戦決まる 「気合が入る」
元WBC世界スーパーフェザー級王者で現同級1位の三浦隆司(帝拳)=が7月15日、米カリフォルニア州イングルウッドの「ザ・フォーラム」で同級王者のミゲル・ベルチェル(メキシコ)に挑戦することが分かった。米ゴールデン・ボーイ・プロモーションズが17日に発表した。
三浦は15年11月に米ラスベガスでフランシスコ・バルガス(メキシコ)にTKO負けを喫し、5度目の防衛に失敗した。再起後は王座奪還を目指していた。この日、都内のジムで練習した三浦は「目の前の練習を頑張ってやっていて、その結果決まった。いつも以上に気合が入る。大舞台の空気に飲まれぬよう、自分らしく闘いたい」と話した。
21日からは同門のWBC世界バンタム級王者・山中慎介らと走り込みキャンプを行う予定で「しっかり走り込んでどだいを築いて、仕上げていきたい。スパーリングは6月に入ってから始めると思います」と目を輝かせた。