村田諒太、初挑戦で世界ならず ダウン奪うもなぜ…判定負け

2回、アッサン・エンダム(左)に右フックを浴びせる村田諒太(撮影・棚橋慶太)
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 「ボクシング・WBA世界ミドル級王座決定戦」(20日、有明コロシアム)

 ロンドン五輪男子ミドル級金メダリストで同級2位の村田諒太(31)=帝拳=が2-1の判定で、同級1位のアッサン・エンダム(33)=フランス=に敗れ、世界初挑戦での獲得はならなかった。

 64年東京五輪バンタム級の桜井孝雄以来、ロンドンで48年ぶり日本2人目のボクシング五輪金メダルを獲得した村田。13年8月のプロ転向から13戦目でたどり着いた世界の舞台。元WBO王者のエンダムに対し、初回から前に出て右ストレートを打ち込む。徐々に圧力を強め、4回終盤には見事な右カウンターでダウンを奪い、完全に主導権を握った。その後も右ストレートでエンダムを何度もダウン寸前に追い込む。KOこそ逃したが、歴戦の猛者・エンダムを終始圧倒したようにも見えたが、エンダムの手数が評価された。

 村田の通算戦績は13戦12勝(9KO)1敗。エンダムは38戦36勝(21KO)2敗。

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